SANTE DENTAL CLINIC (サンテデンタルクリニック)

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精密根管治療Precision Root Canal Treatment

根管治療とは

歯の中に走行する歯髄(神経や血管)が存在する領域を歯髄腔と言います。非常に複雑な形態で根の部分は細い管状になっており幅は1mm程度で先端部は0.3mmしか有りません。この部分の感染歯質や失活した歯髄組織を除去する事を根管治療と言います。細く光の届かない根管内を肉眼で見ることはほぼ不可能です。一般的にはレントゲン写真を頼りに盲目的に手探りで治療を行うので、感染が取りきれなかったり根管を発見出来ず未処置で終わってしまう事もあります。その結果、日本の保険診療での根管治療の成功率は50%未満であると日本歯内療法学会で報告されています。

歯髄墨汁標本
歯髄墨汁標本

精密根管治療とは

  • 保険適用外の根管治療でマイクロスコープ(顕微鏡)高倍率拡大鏡を使用して精密に行う根管治療です
  • 術前の3Dレントゲン撮影で通常のレントゲンでは読影できない病巣や根管形態を把握した上で治療します
  • 治療時はラバーダムを使用し根管内の感染リスクを抑えます(ラバーダムが苦手な方には特殊な排唾装置や簡易防湿で対応します)
  • 拡大視野下で根管内の感染物質を除去し、閉鎖性の高い根管充填により再治療のリスクを抑えます
  • 通常2~3回程度(1回60~90分)で終わりますが、根の状態によってはそれ以上掛かることもあります
  • 根管内治療で治癒しない場合は歯根端切除術等の外科処置を行います
  • 土台(ファイバーポストコア)作成までを含みます
  • 治療後は詰め物や被せ物が必要になります(別途費用)

精密根管治療の利点

精密根管治療の利点①

  • 精密根管治療では術前の3Dレントゲン撮影により3次元的に根管の本数や位置形態を把握した上で治療を行います。治療中はラバーダムという装置を使用し、根管内への唾液や血液の侵入を防ぎ再感染を防ぎます。

    3Dレントゲン
    3Dレントゲン

  • 根管内をマイクロスコープ(4~20倍)や高倍率拡大鏡(約8倍)を使用し十分な光量と共に拡大視野下で視認しながら治療を進めます。感染除去にはコンピューター制御の専用器具を使用するので手作業と比べて短時間で済みます。ラバーダムを使用するため消毒に使う薬液も殺菌作用の強い次亜塩素酸ナトリウムを使用して消毒することができます。

    マイクロスコープ
    マイクロスコープ

    マイクロスコープ
    次亜塩素酸ナトリウム

精密根管治療の利点②

  • 可能な限り清潔にした根管は最後に充填剤で封鎖します。精密根管治療では高純度カルシウムシリケートを主成分とする水硬性バイオセラミックで封鎖します。高い抗菌作用(強アルカリ)と優れた生体親和性を持ち、硬化に伴い僅かに膨張するので緊密に封鎖でき永く安定性が保たれます。硬化する際に組織液中のリン酸イオンと反応してハイドロキシアパタイトを形成し化学的にも歯質との封鎖を促進します。
  • 保険診療の場合ガッタパーチャという薬理作用のないゴム系の材料で封鎖します。

料金について

診療案内Medical Guidance

  • 包括的歯科治療
  • 虫歯治療
  • 精密根管治療
  • 歯周治療
  • インプラント
  • 自家歯牙移植
  • 審美歯科・メタルフリー
  • 口腔外科
  • 小児歯科
  • 矯正歯科
  • 予防歯科
  • セカンドオピニオン